竹原市 広島県竹原市 塩で栄えた古い町 広島県竹原市の『町並保存地区』は、江戸・明治・大正の古き良き時代の町並みを整備・維持して『安芸の小京都』と称されている。よくある観光地化された小京都というよりも、さりげない日常の中にある古い町並みで、とにかくのんびりとした感じであった。 Read more →
神石高原町 飛鳥時代に天皇が流星をみた星居山(ほしのこやま) 古代日本の地方国家は吉備国で、天空が鳴動すると見るまに、奥山一体と麓を真昼のような光りが照らし日の出ころには消え去った。翌日も翌々日も同じような現象が起こったが、その後は何事もなかったように普通の日が続く。ところが、再び大鳴動とともに、 Read more →
府中市 山の中なのに何故か栄えた上下の歴史 広島県府中市上下町、旧石見銀山から瀬戸内海への銀山街道の宿場町で天領とされ金融業で栄えた町である。天領というのは、江戸幕府の直接支配した土地のことで、幕府の主要な財源を確保するものでる。勿論、石見銀山も江戸幕府の天領である。 Read more →
西条市 止呂橋から止呂峡をながめ笹ヶ峰登山口へ向かう林道 国道194号を西条市からいの町へ向かう途中に笹ヶ峰林道登山口へ向かう林道がある。笹ヶ峰とは、石鎚山、瓶ガ森とともに「伊予の三名山」である。笹ヶ峰の山岳信仰は石鎚山より古いとされているが、その栄華は完全に石鎚山に奪われてしまっている。 Read more →
竹原市 広島県竹原市忠海の「エデンの海」で白砂青松を偲ぶ 広島県竹原市忠海、国道185号は海岸線を走るまさに瀬戸内海の雰囲気を満喫できる愛称:さざなみ海道がある。そこに海に突出すように小さなパーキングエリアが、それが「エデンの海」なのである。瀬戸内海を見渡せる絶景のスポットである。 Read more →
高梁市 岡山県高梁市 自然の巨石をくぐる道「羽山渓」 岡山県高梁市成羽町羽山の「羽山渓」そこに巨大な自然石をくりぬいて造られた素堀のトンネルがある。江戸中期から明治にかけ、朱色の瓦の「べんがら」が日本唯一の巨大産地として繁栄を極めた吹屋から成羽を結び大量の物資を運ぶ幹線道路があったのだが… Read more →
いの町, 西条市 西日本最高峰の「石鎚山」日本古来から山岳信仰で栄えた地 愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置する西日本最高峰の「石鎚山」日本古来から山岳信仰で栄えた地である。役行者(えんのぎょうじゃ)や空海(くうかい)も巡礼したとされ、奈良時代には山にこもって巡礼する修験道が発達する。平安前期には神仏習合 Read more →
東広島市 東広島市河内町「小野篁と竹林寺」旧道・林道 竹林寺(ちくりんじ)は広島空港からほど近い広島県東広島市河内町の篁山(たかむらやま)の山頂付近にある。寺社由来によれば、730年に行基(ぎょうぎ-奈良時代の日本の僧)によって桜山花王寺として建立される。竹林寺と小野篁(おののたかむら-平安時代前期の公卿・文人) Read more →
東広島市 東広島市高屋町「平賀弘保と頭崎城跡」頭崎山 東広島市高屋町の頭崎山(かしらざきやま)に戦国時代の山城、頭崎城跡がある。戦国武将、平賀弘保(ひろやす)は拠点の白山城では防備に不安を感じ、息子の興貞(おきさだ)を城主にすえ築城した城である。しかし、興貞(おきさだ)は父と子の意に反し Read more →